コラム

私たちが事業とする建設・造園工事では、様々な種類の産業廃棄物(以下:産廃)を生じます。
コンクリートガラ、レンガやタイル、アルミ部材の端材、デッキの端材や枝など、廃棄材料(以下:廃材)の種類は多岐にわたります。
これらの廃材を私たちセキスイエクステリアでは、産業廃棄物収集運搬処理業 ㈱タケエイさんに回収依頼をすることで(関東エリアのみ)、廃材の再資源化を行っていますが、実際どのようにして処理・再資源化されているかを知りません。

今後私たちが環境に対し何が出来るかを考える為には、現状を把握することは重要なことです。
そこで、(株)タケエイさんのご協力の下、自分たちが生み出した廃材がどのように処理~再資源化されるまでを知るため、川崎市にある㈱タケエイ 川崎リサイクルセンターを訪問させていただきました。

タケエイ 川崎リサイクルセンター

(株)タケエイ 川崎リサイクルセンターは敷地面積 東京ドーム1個分という大きな処理施設で、毎日のように産廃を載せた大型トラックが行き来、ほぼ24時間体制で工場が稼動しています。
ここでは回収・分別だけではなく、最終的な再資源化の工程まで一貫処理できる設備が完備されています。

私たちが出した廃材は、まず人の手により分別されます。
分別作業は機械でも行わわれますが、混合廃棄物のように分別が行われていないごみに関しては、はじめに人の手と目による作業が必要です。モニター越しではありましたが、ベルトコンベアで運ばれた大小さまざまな廃材を手で分けることは危険を伴う重労働です。
分別作業終了後、廃材は再び資源へと生まれ変わる工程へと進みます。
ここでは木屑、コンクリートガラの処理過程をご紹介いたします。

写真A・Bは、家屋やデッキなどを解体した際などに生じる木屑です。
家屋やデッキなどを解体した際などに生じる木屑
木くずは異物撤去・素材別に選別された後に細かく裁断され、チップ化されます。チップは、発電燃料、製紙原料へと生まれ変わります。

写真C・Dは、駐車場の土間コンクリートやビルの解体などで生じるコンクリートガラです。
駐車場の土間コンクリートやビルの解体などで生じるコンクリートガラ
コンクリートガラは異物撤去後に破砕され、再生砕石・砂となります。これらは、路盤材として生まれ変わります。

木屑・コンクリートガラ以外の廃材に関しても、同様の処理が施され再資源化されています。

(株)タケエイ 川崎リサイクルセンターでは94%以上の廃材がリサイクルされています。しかし、残りの6%は再資源化出来ず、現在も埋め立てられ続けています。
再資源が出来ない廃材には、私達がよく使用するタイルやレンガも含まれており、ゴミを出す側の私たちの責任として、端材・廃材を減らす努力が必要だと感じました。
また、混合廃棄物を分別する工程は”人の手”が必要である事を知り、分別の重要性を感じることも出来ました。

今回の訪問を通じて得た、「端材・廃材の減量」「分別の徹底」という目標を今後は社内に浸透させ、私たちに出来るエコテリア活動の1歩として広めていきたいと思います。

最後に訪問を快く承諾してくださった(株)タケエイ 川崎リサイクルセンターの皆様、センター内を案内してくださった橋爪 様、益田様に御礼申し上げます。

タケエイ
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タケエイHP http://www.takeei.co.jp/